「予備校は何を重視して選べばいい?」
「予備校選びで失敗しないようにするにはどうすればいい?」
このような悩みを抱えていませんか?
予備校はいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なります。
単に大手だからという理由だけで予備校を選んでも、あなたの望む結果は得られません。
現役生・浪人生において、予備校を選ぶ際に押さえておきたいポイントを把握することが重要です。
そこで今回は
• 予備校の選び方で押さえておきたいポイント
• 予備校の種類による特徴の違い
以上の2点について解説します。
予備校の選び方で押さえておきたいポイント
現役生・浪人生それぞれで、予備校を選ぶときに重視するポイントは異なります。
以下のポイントに注意して、あなたにあった予備校を探しましょう。
現役生・浪人生で共通するポイントは、以下のとおりです。
• 授業・講師・テキストの質
• 集団指導・個別指導・自習型指導などの指導スタイル
• 質問しやすい環境かなどのサポート体制
• 自習室の利用時間
• 志望校の合格実績
• 受験情報量
• 受講生の平均学力
• 予備校の周辺環境
現役生にとって、自宅や学校から通いやすいことは重要です。
快適な自習室を利用するためには、夜間や休日も開校しているか確認しましょう。
現時点での学力と志望校に見合うカリキュラムを立ててくれること。
さらに、予備校生同士の関係性・ 相談しやすいスタッフが常勤していることも大きく影響するでしょう。
一方、浪人生は特に予備校の学習環境が重要です。
なぜなら、学校がないため生活リズムが簡単に乱れてしまうからです。
志望大学へ合格するためには、自分でしっかりした目標を設定して受験に挑まなければなりません。
規則正しい生活を送るため、志望大学合格に対応するカリキュラムなどの条件が整っているか確認しましょう。
学費と通学時間も考慮に入れなければなりません。
まずは、ホームページを確認して資料請求したり、体験授業や説明会に参加したりすることをおすすめします。
事前に下調べすることから、あなたの予備校選びが始まります。
予備校の選び方で失敗しないようにするには
予備校の種類によって、特徴が異なります。
それぞれ詳しく解説します。
大手予備校
有名講師の授業が最大の魅力であり、蓄積された膨大なデータから受験に関する適切なアドバイスを受けられます。
しかし、集団授業のため、個々の理解度に対してサポートが行き届かない恐れがあり、授業についていけなくなる可能性があります。
(具体例)
河合塾・駿台予備校・東進・代々木ゼミナールなど
中堅予備校
大手予備校よりも、生徒と講師の距離は近いでしょう。
予備校によって特色が異なり、アルバイト講師が担当となる場合もあるため注意が必要です。
(具体例)
四谷学院・佐鳴予備校・早稲田アカデミーなど
個別指導塾
講師1人に対して生徒は1~2人であるため、授業予定などの融通が利き、集団授業が苦手な生徒におすすめです。
学生アルバイト講師が担当の場合もあり、講師との相性が影響するでしょう。
(具体例)
明光義塾・東京個別指導学院など
自学自習室
勉強方法を教えてくれるため、勉強する習慣が身につくでしょう。
自習室は充実していますが、指導内容や指導担当者は各校舎で差があることを念頭に置いておきましょう。
(具体例)
武田塾・坪田塾など
各予備校の授業形式が集団・個別・映像でも差があります。
自分の課題に注目して予備校を選ぶことが重要です。
まずは、今の自分の勉強内容を振り返りましょう。
例えば、勉強する時間をきちんと確保できているか?自宅学習が習慣化されているか?
勉強習慣がなければ、予備校に行ったところで成績は伸びません。
その予備校に行ったら、自分の課題は解決するのか考えて予備校を探しましょう。
まとめ
予備校選びで最も重要なのは、自分の課題を把握して目的を明確にすることです。
例えば、理系の国立大学に進学したい・文系の有名私大対策を行ないたい・難関大学に向けて徹底指導してほしいなどです。
あなたの目的をかなえられる環境を探し、そこから予備校内部の状況など細かな条件を照らし合わせていきましょう。
人それぞれ条件は異なります。
あなたに合った条件に見合う予備校を探していきましょう。