予備校で自習室を上手に活用できると、勉強効率が上がります。気が散らないように勉強道具のみを机に置き、適度に息抜きをしながら勉強するのがコツです。予備校だからといって講師の授業を受けっぱなしにするのではなく、自発的に予習復習をすると授業の理解度や吸収率が上がります。
予備校の勉強に自習室を活用して効率アップ!
予備校で学習効率を上げる勉強法として「自習室」の利用が挙げられます。受験勉強をするときに欠かせない集中できる環境が、予備校には用意されています。
自宅学習だと家族の生活音が気になったり、ゲームやマンガなどの誘惑に負けたりする懸念がありますが、自習室には気が散る要素がありません。
自習室以外にも図書室やカフェなど勉強できる場所はありますが、公共施設は勉強するための場所ではないので長時間の利用はしづらいです。その点、予備校の自習室であれば長時間でも安心して利用できるでしょう。
加えて、わからない問題があったとき自習室であれば講師の先生にすぐ質問できます。自宅で問題が解けなくて頭を抱えるよりも、その場ですぐに質問して解決できるほうが効率的です。
なお、飲食スペースがある予備校もあるので、適度に休憩を取りながら勉強するのがおすすめです。
予備校の勉強でも予習・復習を忘れずに!
予備校の勉強でも予習と復習は欠かせません。授業を受ける前に授業内容を確認し、わからないところを洗い出しておくのは授業内容をスムーズに理解するうえで大切です。
予習はあくまで効率よく授業を受けられるようにすることが目的なので、この段階ですべてを理解する必要はありません。
「わかるところ」と「わからないところ」を把握しておくだけでも十分です。大まかな内容を確認し、わからない用語や単語の意味を調べ、授業に備えてください。
そして、授業で習った内容をどれだけ理解できているのかチェックする復習も大切です。復習の目的は習った内容をおさらいして記憶を定着させること。勉強をするとき、インプットだけでは不十分であり、アウトプットが欠かせません。
ただ単語を暗記するのではなく、問題を解いてアウトプットすることで本当の理解につながります。さらに、できなかった問題を放置しないこともポイントです。問題集は一度解いて終わりではなく、できなかった問題ができるようになるまで繰り返し解いてください。
なお、日が経つとできていた問題も忘れて解けなくなる可能性があるので、日にちを空けて一から取り組むのも復習のコツです。
まとめ
学校の勉強でも予備校の勉強でも、予習復習を怠らないのが効率的な勉強法です。勉強の自己管理は難しく、つい怠けてしまうかもしれませんが、そんなときは自習室を活用してみてください。静かで集中できる環境が整っているので勉強がはかどります。
少し早めに予備校に行って予習をし、残って復習をして帰れば、予備校の勉強を自宅でしなくて済むでしょう。わからないところや悩みがあれば講師に相談できるので、積極的に活用してください。