希望の大学に現役で合格するには予備校が必要だ、でも学校生活や自分のやりたいことは満喫したいというのが、高校生とその親御さんの想いでしょう。予備校を検討する際に特に迷うのは、予備校と学業とのバランスや、部活などとの両立かもしれません。どのように考えるとうまくいくのか、考えてみましょう。
学校の授業との両立
大学合格には予備校のカリキュラムのほうが優位と考え、学校の授業をないがしろにするケースが見られます。ですが、学校と予備校の学習には違いがあり、どちらも大切です。
学校の授業で身につくのは、基礎的な学力です。そして、その学力をベースにして、予備校の授業で大学入試に特化したテクニックを習得していきます。スポーツを行なう場合を考えると、必要な筋力や身体の可動域を確保していないとケガをしたり、思うように上達しなかったりします。学校と予備校は学習面で補完関係にあるといえるため、両方を大事にできる時間配分をし、必要な学習環境を確保しましょう。
学校と予備校両面の学習の重要性を知り、予備校選択への考え方が変わったという高校生や親御さんを見かけます。ネームバリューや実績のある予備校だけを候補に挙げるのではなく、通いやすさや自主的に勉強する時間の確保を考慮するようになったという方もいます。
部活や他の活動との両立
充実した高校生活の要素の一つは、部活でしょう。仲間と一緒に、目標に向かって努力する経験は何にも代えがたいものです。部活のほかに、学校行事やアルバイトを頑張る高校生も多いはずです。やりたいことと予備校を両立させるコツを知ると、充実した高校生活を味わえるに違いありません。
部活などと予備校を両立させるには、部活のメリット・デメリットを理解し、デメリットの部分を克服する手段を考えることが大切です。部活は気分転換やストレス解消に役立ち、目標を達成する力が身につくのがメリットです。部活のデメリットは、勉強や予備校に行く時間がとりにくくなったり、勉強に向かう体力・気力が奪われたりすることでしょう。
部活などと予備校の両立を図るには、スケジュールを立てることが大事です。自分のやりたいことと予備校とを両立させるには、物事の優先順位を考え、重要な計画から順にスケジュールに組み込むとよいでしょう。オンライン学習が可能な予備校を選ぶこともできます。スケジュールをこなすには、健康や体力がカギになります。睡眠や食事の時間を削るといったタイトなスケジュールを立てないようにも気を付けます。
どんなに頑張っても、やる気が出ず、勉強する気分でないときもあるはずです。多くの予備校では、高校生が効率よく勉強に取り組めるよう、また、モチベーションを維持できるよう工夫をしています。忙しい高校生ほど、予備校を利用するメリットがあるといえるかもしれません。
まとめ
高校生は、学校の授業で基礎学力をつけ、予備校のカリキュラムを通して大学合格を勝ち取る実力をつけるのが効果的です。短時間で効率よく勉強できるシステムがある予備校を活用すると、充実した高校生活を送れるでしょう。
（参考サイト）
予備校・塾・個別指導／大学受験なら四谷学院
http://www.yotsuyagakuin.com/
→ website
