「浪人生が予備校に通うと、どのようなメリットがある?」
「浪人生が予備校に通う場合の注意点は何?」
このような悩みを抱えていませんか?
浪人してもう1年受験勉強をがんばろうと思ったとき、予備校が選択肢の一つに入ってくるのではないでしょうか。
とはいえ、予備校へ通うだけで志望大学に合格できるわけではありません。
メリット・デメリットを把握したうえで予備校に通う決断をしなければ、あなたの1年が無駄になってしまうおそれがあります。
そこで今回は「浪人生が予備校に通うメリット・デメリット」を紹介します。
予備校の性質を踏まえて、あなたの1年を有意義なものにしましょう。
浪人生が予備校に通うメリット
浪人生が予備校に通うメリットは、以下の6つです。
・質の高い授業を受けられる
・大学受験に備えて綿密なカリキュラムが組まれている
・規則正しい生活を送れる
・正確かつ最新の受験情報を得られる
・環境が整った自習室を利用できる
・先生やチューターに相談できる
予備校の最大の魅力は、プロ講師による質の高い授業です。
教え方はもちろん、受験生を惹き付ける魅力ある授業を体感できるはずです。
また、予備校へ通学することで朝型の生活リズムが整い、勉強を習慣化できます。
高校へ通学する必要がなければ、怠けてしまったり、夜型の生活になってしまったりするかもしれません。
本番は、朝から試験が開始されます。
そのため、今のうちから朝型の生活リズムに整えておくことは重要です。
予備校の自習室では、多くの受験生が勉強しています。
自習室を利用することで周りの受験生から刺激をもらえて、モチベーションを維持できるでしょう。
授業での疑問点があれば、先生やチューターにすぐ質問可能です。
勉強や進路を相談できる相手の存在は、あなたの不安感や孤独感を解消してくれるでしょう。
浪人生が予備校に通うデメリット
浪人生が予備校に通うデメリットは、以下の3つです。
・予備校に通うだけで安心してしまう
・自分のペースに合わせて勉強できない
・費用が高い
予備校に通うだけで志望大学に合格できるわけではありません。
志望大学にもよりますが、浪人生の約3割は浪人しても合格しないといわれています。
予備校はあくまで手段であって、自分が努力しないと意味がありません。
また、予備校に通うことで予備校指定のカリキュラムは最低限こなさなければなりません。
自分の弱点がすでにわかっている受験生は重点的に勉強したい分野があるはずですが、時間を取りづらくなる難点があります。
さらに、予備校にかかる費用は1年間で約100万円といわれています。
目指す大学によっては、それ以上となることもあるでしょう。
ほかにも、講習費用・交通費も必要であることを覚えておきましょう。
まとめ
予備校通いに向いている浪人生の特徴として、基礎から着実に勉強したい・勉強の仕方がわからない人が挙げられます。
現在はオンライン予備校も選択肢にあり、必ずしも通学型の予備校がすべてではありません。
しかし、自己管理ができない・自宅で勉強しづらい人には不向きといえるでしょう。
周りの受験生から刺激を受けながら切磋琢磨したい人は、予備校のメリット・デメリットを把握した上で予備校を検討してみましょう。