「予備校には入塾試験があるの?」
「予備校の入塾試験の点数が悪かったらどうなるの?」
このような悩みを抱えていませんか?
大手予備校では必ず入塾試験を設けています。
なぜなら、あなたの現時点の学力が入塾レベルに達しているか判断し、クラス分けを行なうために必要だからです。
入塾試験をおろそかにしていてはあなたの正確な学力を示せず、予備校での環境が充実しない可能性があります。
そこで今回は
・予備校の入塾試験内容
・予備校の入塾試験の対策方法
以上の2点について、入塾テストを実施している具体的な予備校名も挙げながら解説します。
予備校の入塾試験とは
予備校の入塾試験には、学科試験と面接試験があります。
学科試験は必須であり、基本的に国語・数学・英語の3科目です。
また、面接試験が設けられている予備校もあり、質問内容は目標学力・目標偏差値・志望大学・予備校入塾の志望動機です。
あなたの回答内容から、勉強に真摯に取り組む姿勢・コミュニケーション能力・質問に対する回答能力を判断しています。
入塾試験を設けているおもな予備校は、河合塾・駿台予備校・代々木ゼミナール・東進です。
いずれの予備校も受験料は無料。
入塾テストの結果から、入力レベルへの到達度・クラス分けを判断します。
周りの生徒とあまりに差がある環境では勉強に身が入りません。
お互いに切磋琢磨できるレベル・同じ目標の仲間との環境に身を置くことは重要です。
とはいえ、点数が悪ければ即不合格となり、入塾できないわけではありません。
入塾テストは再受験が可能です。
代々木ゼミナールは1人2回までと設定されていますが、1度だけの試験ですべてが決まるわけではありません。
入塾試験の対策方法
入塾テストは、予備校によって内容も難易度も異なります。
そのため、事前に入塾を希望している予備校の情報収集が欠かせません。
入塾を希望する予備校に通った経験のある先輩などがいれば、入塾テスト前に詳しい話を聞いておくこともおすすめです。
予備校の入塾テストの過去問が手に入る場合、事前に確認して出題傾向を把握しておきましょう。
出題傾向を踏まえ、学校で習った範囲を全体的に復習して、問題回答スピードを速くする練習も行ってください。
面接対策では、保護者の方に面接官役となってもらい、模擬面接練習するのも一つの方法です。
まとめ
予備校の入塾試験の結果は、あなたの正確な学力を把握してクラス分けを行なうために必要不可欠です。
なかには、試験結果が一定以上の成績とならず、予備校に通えない場合もあります。
なお、入塾テストなしで通える予備校は、京都医塾・アガルートメディカル(オンライン予備校)・武田塾などです。
あなたが希望する予備校の入塾試験の実施有無を事前に確認し、入塾試験の対策を講じることをおすすめします。